2021年04月16日 1670号

【汚職・腐敗をただし市民のために税金を あるがさんとともに 東京・日野市長選】

 東京・日野市長選告示まで1週間となった4月3、4日の週末、市民と野党の共闘候補あるが(有賀)精一さんの応援演説会が多彩に繰り広げられた。

 「新しい日野市政を求める市内在住弁護士の会」は参加弁護士が18人から21人に増え、3日は12人が次々とマイクを握った。「汚職・腐敗をただし、あるがさんとともに市民のために税金を使う市政を実現しよう」。弁護士たちは、現市長が公開討論会を拒否する一方、市の広報を使い虚偽の説明をしていることを事実をあげて厳しく批判した。

 4日には、立憲民主党の日野市議補選の立候補予定者と地方議員3人が応援演説。「不正をただし、この国の行方を左右する市長選。あるが市政を実現しよう」と呼びかける。日本共産党の都議予定候補、社民党と新社会党の地方議員も、あるが支援を熱く訴えた。4野党と、広範な市民があるがさんを支えている姿が示された。

 聞き入った市民の一人は「最近、日野市に越してきたが、こんな不正がなぜ長く続いてきたのか信じられない。市長の責任は重大」と語る。聴衆の中にいた総務省で仕事をしているという人も「あるがさんの言うとおりだ」とクリーンな市政実現に期待を示した。

 支援に駆けつけた市民らは、ハンドマイクを持って地域の住宅街に入り、あるがさんの主張を語りかけている。わざわざ家から出てきて、「今度はあるがさんに。自民党にはずっとだまされてきた。日野市民の良識が試される選挙だ。がんばってくれ」など、不正への怒りと選挙にかける思いを語る市民も増えている。

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