2021年04月30日 1672号

【連帯労組関西生コン支援に250人超/大阪地裁に公正判決求め周辺デモ】

 前代未聞の不当弾圧と闘う全日本建設運輸連帯労働組合関西生コン支部(連帯労組関生支部)を支援する「労働組合つぶしの大弾圧を許さない実行委員会」は4月15日、大阪地裁を取り囲む「裁判所包囲ぐるぐる☆デモ」を行った。関西の労働組合、市民団体のみならず、愛知県からも参加。250人以上にのぼった。

 正当な労働組合活動を犯罪視する司法。大阪地裁が3月15日に出した有罪判決もその一つだ。2017年12月のストライキ参加を説得する行為が「威力業務妨害罪」にあたるとして懲役刑(執行猶予付き)を言い渡す、まったく不当な判決だった。「裁判所、警察はまともに仕事しろ」と怒りの声が響き渡った。

 実行委員会の山川よしやすさん(ZENKO=平和と民主主義をめざす全国交歓会)は、公判傍聴支援とともに「地域で支持者を増やす活動を」と呼びかけた。

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