2021年05月21日 1674号

【デジタル法案反対で広島市に初の要請 文書回答の約束も 広島】

 ZENKO広島は4月30日、広島市役所を4人で訪れ、参院で審議中のデジタル監視法案について請願提出行動をしました。

 最初に情報政策課で請願の趣旨を説明しました。6法案が各自治体の個人情報保護を一気に骨抜きにすることなどから、市として憲法に基づき市民のプライバシー権保護の取り組みを堅持するよう求めました。国からの情報提供も乏しく、まだ組織的な対応は特になされていない様子でした。

 請願の趣旨から個人情報保護の市の担当窓口である公文書館へも赴いて、同じ請願を提出しました。

 参加者から「法案の内容が専門的でわかりにくいから、市民の理解が深まっていないが、それをいいことにこれほど重要な制度変更を強行することは許されない」と発言があり、市からは担当部局が連携して文書回答する約束を得ることができました。

(ZENKO広島・日南田成志)
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