2021年05月21日 1674号

【個人情報保護の危機感なしに憤り ワクチンに市民の心配も 京都】

 4月30日、京都府と京都市に要請行動を行いました。

 京都府情報政策課へは、4月14日のデジタル法中央要請で政府側が「オンライン結合制限は撤廃」「匿名加工情報提供は義務化」と明言したことを伝え、「京都府としてどうするのか」と問いました。しかし回答は「情報を収集中」「条例改定は2年以内、その間に検討」というものでした。

 また、自治体システム標準化で「独自施策が実質上困難では」についても、「特例、上乗せ、横出しがどこまでできるか確認していく」という回答でした。

 個人情報保護が骨抜きにされるのに危機感もない府の対応に、私は憤りを感じました。行政に市民の声を反映させるため、要請を継続せねばと決意しました。

 京都市医療衛生企画課への要請では、ワクチン接種のためのコールセンターに「副反応」「アレルギー」を心配する市民の声が多数あることがわかりました。再度「接種の強制はダメ!リスクの十分な説明を!」と強く求めました。

(ZENKO京都・佐藤和利)
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