2021年05月21日 1674号

【感染源を抑える検査を/医療ひっ迫解消の施策を/コロナ闘争を交流 東京】

 5月2日東京で「コロナ変異株の拡大と菅政権の命・くらしの犠牲をどう克服するか―コロナ闘争交流会」(全交関東コロナプロジェクト主催)が開催された。

 コロナ変異株が拡大し医療ひっ迫が深刻化している。医療問題研究会医師、医療ソーシャルワーカーは、20代女性の死亡を含むワクチン副作用や看護師の日雇い派遣、医師の労働市場形成(人材派遣)がコロナ禍で進む問題を報告した。

 小田原の福祉施設での全職員PCR検査が3月で終わった。「東京都も神奈川県もPCR検査は3月で終了。感染源を抑え込もうとしていない」「医師・看護師の長時間労働、賃金抑制にメスを。新規感染者数を1日2人に抑制している鳥取県の早期検査・入院・治療に学ぼう」との意見がだされた。「経路不明が6割に増え、電車利用者の吊り革からの感染予防が必要と考えた。全職員にアルコールスプレイを配っている」(日野市)など、ユニークな取り組みも紹介された。
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