2021年06月04日 1676号

【2021ZENKOin大阪まで2か月/集会に持ち寄る闘い鮮明に/スピーキングツアーの成功を】

 ZENKO(平和と民主主義をめざす全国交歓会)全国実行委員会が5月23日開催された。

 7月23日からはじまる大阪集会まで2か月。当面は、5月30日広島からはじまる東アジアの平和をめざすスピーキングツアーの成功に全力をあげる。沖縄から北海道まで全国7会場が用意されているが、オンライン(ZOOM)で全会場視聴が可能だ。各会場とも異なるゲストスピーカーで、沖縄現地の多彩な活動家が報告する。

 同時に進行しているのが国際連帯の軸となる辺野古基地建設を止めるZENKO辺野古プロジェクト(ZHAP)と朝鮮半島終戦平和キャンペーンだ。

 ZHAPは沖縄での記者会見(5/13)後、賛同署名がスタートした。すでにネット署名が開始され、10日足らずで500筆を超えた。DSA(アメリカ民主主義的社会主義者)国際委員会が呼びかけ団体に加わり、沖縄現地からも多くの人が呼びかけ人に加わるなど、期待は高い。

 米韓首脳会談で朝鮮半島非核化が焦点となる中で、日韓民衆の連帯運動の役割はより大きくなっている。「朝鮮戦争が終戦ではなく、休戦中だったと知り、ショックだった」と参加者が感想を語るように、キャンペーンを広げる意義は大きい。

 菅政権が繰り出す悪法の数々に対する闘いも重要だ。実行委員会では、重要土地調査規制法案、改憲手続法(国民投票法)改定案の成立を阻止するために、関係議員への抗議ファクスが提起された。6月11日の中央省庁や関係議員への要請行動の内容が示された。国会会期末、政党間の取り引きで強行成立させない圧力をつくる。
MDSホームページに戻る   週刊MDSトップに戻る
Copyright Weekly MDS