2021年06月11日 1677号

【改憲手続き法 通すな/参院憲法審へ総がかり実行委が緊急行動】

 参院憲法審査会で改憲手続き法(国民投票法)改定案の審議が行われた5月26日、総がかり行動実行委員会などは参院議員会館前で緊急行動を展開。「強行採決するな」と声を上げた。

 昨年末、社民党幹事長に就任した服部良一・元衆院議員がマイクをとり、「コロナ禍で生存権が脅かされている。憲法をいかに命と暮らしを大切にする政治に生かすかが問われる今、国民投票法を改正する必要は全くない。最低投票率の規定がないのはまさに欠陥。修正で3年間発議ができないとの評価もあるが、与党は発議できると確認して修正に乗ったという。憲法審査会そのものを動かしてはならない」と力を込めた。

 6月2日の参院憲法審では福田護弁護士・飯島滋明名古屋学院大学教授が参考人質疑に立つ。「入管法改悪を止めたように、みんなの力で世論を大きく盛り上げよう」との主催者呼びかけで行動を締めくくった。

MDSホームページに戻る   週刊MDSトップに戻る
Copyright Weekly MDS