2021年06月25日 1679号

【コロナ危機下で命と生活を守る/ZENKOが中央要請行動/市民の思い伝え、政策転換へ】

 通常国会会期末を控えた6月11日、ZENKO(平和と民主主義をめざす全国交歓会)は中央要請行動を実施。7府省庁に対し、コロナ禍で危機にさらされる命と生活を守るための政策転換を強く求めた。

 参加者は参院議員会館前でのスタート集会後、この日強行された改憲手続き法改定案の成立に抗議する緊急行動(総がかり行動実行委員会など主催)に合流。内閣府・厚生労働省・防衛省・資源エネルギー庁・原子力規制庁・財務省・文部科学省に要請を行い、午後5時半からはまとめの集会に臨んだ。

 駆けつけた福島みずほ参院議員が「行政との交渉・意見交換、こちらの思いを伝えることは次に何か化学変化を起こすと信じて継続し、政策を変えていこう」と激励。土屋のりこ足立区議は「フードパントリー利用者の声から、生活の厳しさが増していると実感。オリンピックやワクチン接種でぼろ儲けする仕組みを転換させたい」と表明した。

 省庁要請初参加者からは「勉強になった」「官僚にしっかり気持ちを伝え、考えてもらう圧力をかけられた」「“官僚答弁”を初めて聞き、新鮮。言っている言葉が分からない」「防衛省は国民を守らない。あんな答弁なら僕でもできる」などの感想が出された。

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