2021年07月23日 1683号

【平和と福祉のまちをつくる集い 行動し当事者の声で変革へ 平和と福祉のまち西宮をつくる会代表 廣田和也】

 7月3日「平和と福祉のまち西宮をつくる集い」を開催しました。

 「平和と福祉のまち西宮をつくる会」を立ち上げて3か月。延べ23回の駅頭朝宣伝、約2千部の会通信配布を行ってきました。「個人や事業所任せの福祉行政では、自分や大切な人たちの命は守れない」と介護現場の厳しい実態を通信に寄稿してもらい、「ワクチンの副反応に苦しむ」生の声が寄せられるなど貴重な経験と多くの成果を手にしました。感染下げ止まりの今、対面交渉を実現し、「医療・検査の拡充、個人補償の緊急署名」を広げ、多くの当事者の声を市につきつけようと呼びかけました。

 命と生活を守る自治体へ議会変革の大事さを強調した「平和と市民自治のまち大津をともにつくる会」中川さんの特別報告に続き、介護・福祉現場から「検査を受けるためには、陽性になった場合の誓約書の提出が毎回求められ、検査する気をなくすことを狙っているとしか思えない」など市の消極的な姿勢に対する憤りの声が相次ぎました。

 宮古島で子育てしながら自衛隊ミサイル基地や弾薬庫建設が強行されても諦めず抗ってきた楚南さんに学んだスピーキングツアー集会報告など沖縄、辺野古への思いも共有しました。

 集いを通じて、▽「命と暮らしを守り、戦争に協力しない平和と福祉のまち西宮をつくる」という目標を実現するために諦めずに行動すれば変えることができる▽展望をつかむためにも全国、世界から闘いが集まるZENKO(平和と民主主義をめざす全国交歓会)in大阪に参加しよう▽コロナ第4波を顧み直ちに「積極的・戦略的なPCR検査などの感染対策と医療の拡充、補償」を求めよう―とみんなで確認しあいました。



 
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