2021年08月13・20日 1686号

【議会を変える 東京都足立区議 土屋のりこ 地域まわりの時期です】

 「来年度予算への要望をおうかがいに来ました」と言うと、「え、もう?」と驚かれますが、7、8月は秋からの来年度予算編成に向け、要望を聞くヒアリングの時期です。

 会派を結成し、区長へ要望を行えるようになりました。直接区長に直談判できる貴重な機会です。「議員はわが街の御用聞き。気軽に使ってください」と言っていますが、まさにこの言葉を実感します。

 今年は、コロナ禍でも防止策をとり面談でのヒアリングをおこなっています。ある団体長さんからは「私たちの声を聞いてくれる土屋さんを応援する」と他議員支援からの乗り換え宣言をいただきました。ありがたいことです。

 昨年要望を出したけど実現できていない点は、団体さんと内容を協議し、今回も再度要望をぶつけます。繰り返し求める中で「そんなに必要なのか」と区も理解を示し、政策が少しずつ進んでいくこともあります。

 現場での困りごとを聞き、どうすれば改善できるかお話ししながら知恵をひねりますが、「いいのよ、実現できなくても聞いてくれるだけで」という声も。現場の実態を踏まえ政策へ練り上げる力量が問われていると感じます。

 今年は要望ヒアリングに加えて「土屋のりこかべしんぶん」も作成し、政策の周知を図ることにしました。

 多様な支援者の方にポスター掲示依頼を進め、地元の方とご一緒に地域をまわり、掲示をおこなっています。

 「勝手に貼り替えていくんだよね。これ剥がしてここに貼っていいよ」「ここ土屋さん用にあけてあるから。好きに貼っていいよ」「新規は断ってるんだよね」「誰? あ、土屋さんか。いいよ貼っていって」―幾多のピンポンから、様々な交流が生まれます。多少は「土屋のりこ」が認知されていることも確認できます。

 ポスターのスローガンは「あなたのために議会でモノ申す!」。足立区で唯一の市民派として、広く市民の方の声を代弁している点を打ち出しました。真夏の太陽に負けず、コツコツ地域をまわって要望実現へ、共感の拡大へ全力で頑張ります。

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