2021年10月15日 1694号

【10・31衆院選/野党共通政策は希望のパッケージ/市民一人ひとりの力で政治を変えよう/国会開会日行動】

 10月4日、臨時国会開会日。「総選挙10月19日公示、31日投票」の速報がかけめぐる中、総がかり行動実行委員会は衆院第2議員会館前で「自公政権交代」「政治を変えよう」と行動し、300人が結集した。

 「命と暮らしを守るため、きょう発足する岸田新政権を超々超々早く終わらせよう」と司会が口火を切り、主催者・国会議員があいさつ。共産党の志位和夫委員長は9月8日に市民連合と4野党が合意した共通政策をボードにして掲げ、「安倍・菅政治をチェンジする要の政策がみんな入っている。共通の旗印が立った。9月30日の立憲民主党との政権協力合意も力に、政権交代を始めようではないか」と声を弾ませた。

 共通政策を「未来への私たちの希望のパッケージ」と名づけたのは、社民党の福島みずほ党首。「あの項目、自民党はやりません、やれません。力を合わせて、市民のみなさん一人ひとりと一緒に実現していきたい。生存のための政権交代を」と力を込める。立憲民主党の近藤昭一衆院議員は「国会を開いても議論はせず、首班指名するだけ。ボロが出る前に解散しようとしている」と批判した。

 沖縄の風の伊波洋一参院議員からは「土曜日、1年ぶりに辺野古ブルーアクションをウェブ行動として行った。二度と沖縄を戦場にさせない。戦争に加担しない」と決意が語られた。

 市民連合の山口二郎さん、反貧困ネットワークの瀬戸大作さん、改憲問題対策法律家6団体連絡会の大江京子さんが「政権交代で、誰もが前を向いて生きていける社会を」と呼びかけた。

MDSホームページに戻る   週刊MDSトップに戻る
Copyright Weekly MDS