2021年11月12日 1698号

【闘いぬいた2021衆院選 市民と野党の共闘 一層強めよう】

大河原まさこさん 比例復活当選/東京21区/市民の闘いが国政を動かす力に

 東京21区(日野市・立川市・国立市など)の市民と野党の共同候補・大河原まさこさんの当選確定は翌11月1日未明までもつれ込んだ。小選挙区では1万3千余票差で苦杯をなめたが、午前3時すぎ、比例東京ブロックで立憲民主党が得た4議席の最後が惜敗率88%の大河原さんに割り振られることが決まった。

 1日夜、立川市内の選挙事務所での報告会。支援した都議・市議・市民の祝福の後、大河原さんが車椅子からあいさつする。「選挙区で9万9090票。脳出血で倒れたときも救命救急(=99)で助けられ、選挙でもみなさんに救っていただいた。人は誰も、つながりを持って生きることが大事だとよく分かった」

 駆けつけた「日野・市民自治の町をめざす会」のあるが精一前日野市議は「めざす会として初めて国政選挙に全力で取り組み、議席を獲得できた。感無量。正々堂々と『大河原まさこを再び国政へ』と政権交代への期待を訴えたことが報われた」と喜びを語った。

MDSホームページに戻る   週刊MDSトップに戻る
Copyright Weekly MDS