2021年11月26日 1700号

【初めての電話かけ 生きづらい社会を変える 滋賀1区】

 今回の衆議院選挙で滋賀1区の市民と野党の統一候補、斎藤アレックスさんが比例で復活当選しました。これは、野党統一候補の実現をめざしてきた市民の皆さんとMDSそしてZENKOメンバーなど、みんなの働きかけによる成果です。

 今回初めて投票をお願いする電話かけをしました。私は、同調圧力で思っていることを発言できない、しにくい社会だと日頃から感じ、生きづらい社会を変えていきたい、ひとりも取り残さない社会を作りたいとの思いがあったからです。

 「斎藤アレックスさんに是非投票してほしいと思い連絡させていただきました」。緊張もしましたが、一生懸命電話しました。投票する人がもう決まっていたり、途中で電話を切られたり、「まだ決めてないです」など様々な反応がありました。

 多くの人が経験出来ない電話かけを私は経験しました。その中で感じたことは、選挙の時だけではなく、普段から政党まかせにせずに「生きづらい社会」を変えていく運動を地域、人々の間に浸透させて、共感をいくつも積み重ねていく必要があるということです。

 私はそのような市民運動を地域の中で広げていくために「月桃の花」歌舞団の活動に取り組んでいます。11月14日には、滋賀で初めて「歌舞団まつり」を行います。歌舞団まつりで、少しでも私たちの思いを伝え共感してもらえる市民運動を広げることができたらいいな、と思います。

(滋賀・「月桃の花」歌舞団 岩崎奈那美)
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