2022年1月21日 1707号

【感染急拡大に全員PCR検査を 教職員なかまユニオンが緊急要請 大阪】

 1月、大阪府内でも感染は拡大し、学校現場では府立高校でクラスターが発生した。教職員なかまユニオンは7日、大阪府・市の教育委員会に対し、「3学期の授業再開に不可欠な教育条件・勤務労働条件の緊急要望書」を提出した。

 内容は「(1)3学期授業開始前に、全ての小・中・高校・支援学校の児童生徒と教職員全員のPCR検査(抗原検査を含む)を実施すること(2)全ての学校の児童生徒と教職員全員を対象に、3学期を通して定期的なPCR検査体制を行うこと」の2点。ともに、感染者のすばやい把握と迅速な対応を行い、感染拡大を抑え、安心して教育活動が続けられる条件を高めるために本来必須のものだ。

 府教委には、なかまユニオン・大阪府学校教職員支部 山田光一支部長が提出。要望内容について関係各課・担当部署に当日中の提示・検討を求めた。

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