2022年1月28日 1708号

【国会開会日に市民と野党が行動 共闘の力で沖縄連帯 改憲止めよう】

 通常国会開会日の1月17日、戦争させない・9条壊すな!総がかり行動実行委員会などが呼びかけ、議員会館前で「改憲発議反対!辺野古新基地建設中止!敵基地攻撃能力保有反対!防衛予算拡大するな!いのちと暮らしと営業を守れ!」を掲げた集会が開かれ約300人が結集した。

 立憲野党の国会議員十数人がかけつけ、市民とともに野党共闘の力で沖縄・名護市長選、参院選に勝利し改憲勢力を追い詰めようと気勢を上げた。

 立憲民主党・石垣のりこ参院議員は「共闘を批判するのはそれほど恐れているからだ。防衛費は子ども・貧困対策、コロナ対策に使え」。沖縄の風・伊波洋一参院議員は「米兵のPCR検査は、米国入国時はやるが日本入国ではやらない。『占領下』のような状況は変えなければ。米軍の自衛隊基地使用で台湾有事に対応する危険な動きを止めなければならない。名護市長選支援を」と訴えた。

 社民党・福島みずほ党首は「憲法を守らない政権に憲法を変える資格はない。台湾有事を叫ぶことではなく、有事にならない対応を」。共産党・田村智子副委員長は「参院選は政権交代の第2章だ。武力によらない解決を求める憲法9条を世界の主流に」と呼びかけた。

 市民からは「各地の市民連合を盛り上げてほしい」(市民と野党をつなぐ会@東京)「沖縄での感染拡大は岸田と日米地位協定の責任だ。沖縄連帯を」(許すな!憲法改悪・市民連絡会)などアピールが続いた。

 
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