2022年02月04日 1709号

【あるが精一さん事務所開き/東京・日野市議選 上位当選へ決意みなぎる/市政の腐敗 徹底追及/市民と野党の共同の要】

 日野市議選告示まで20日あまり。1月22日、あるが精一予定候補の選挙事務所開きに30人近くが集った。

 多摩平在住の山本哲子弁護士が「日野市は転機のとき。市議会にあるがさんがいないのは寂しい。高位当選で再度送り込もう」とあいさつ。市議選(定数24)には現時点で29人が立候補を予定するが、不正究明をはっきり表明しているのは、あるがさんら7人だけ。高得票が市政刷新を後押しする。

 公約を説明したのは、日野・市民自治の町をめざす会の上地悦子さん。「どんな日野市にしたいか、若者に魅力ある町にするにはどうしたらいいか、話し合ってきた。不正を解明し、責任をとらせる。奪われた税金を取り戻す。黙認してきた議会を変える。情報公開を徹底し、市と市議会を“見える”化する」

 保育園建設補助金をめぐる不正追及の裁判を準備中の古田理史(まさし)弁護士は「今の日野市は違法なことをやるだけでなく、住民の声を無視。われわれの声が届く議会にしてほしい」と激励する。大河原まさこ衆院議員から「憲法にのっとった政治を市民の手でつくる。その熱意を笑顔で語るあるがさんに、共に働く同志を得た思い」、清水とし子都議から「あるがさんは市民と野党の共同の要。ぶれずに共同を貫いてきた」とのメッセージが。

 百草(もぐさ)在住の佐藤周平さんは“一人オーケストラ”。替え歌で「ギワク解明テッテイ追及/あるがと一緒にすすめよう」と歌う。

必勝 市政改革の本命

 参加者からは「あるがさんは熱血漢。いつも元気をもらう」「誠実さが若い人たちに伝わっている」「立場の違う人、考え方の違う人と話し合えるコミュニケーション能力がある」「“あるがは大丈夫”と他の候補に投票する人も。気を引き締めないと」「事務所掃除や電話かけ、できることは何でもしたい」など決意あふれる発言が続いた。

 あるがさん本人も「元副市長の疑惑解明が住民サービスや福祉の向上につながり、市民の命と暮らしを守ることに直結する。奪われた税金を取り返し、市民の生活をよくするために使う。ウソとごまかしの市政を擁護する議会を変える」と力強く語った。

 1期目から応援してきた大場照彦さん作成の垂れ幕の言葉「必勝 市政改革の本命 あるが精一」を全員で唱和。チラシ全戸配布などの活動に総力を上げる意気込みを分かち合った。

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