2022年02月04日 1709号

【カジノはいらない 維新政治変える/市民が前に 地域から行動へ/大阪・城東区】

 1月23日「平和と民主主義をともにつくる会・大阪」は「カジノはいらない!維新政治を変えよう」と城東区で集いを開き、オンラインも含め70数人が参加した。

 代表の山川よしやすさんは、衆院選の維新大幅議席増を踏まえ「選挙時の共闘や政党間調整だけではなく、市民と野党の恒常的な共闘、市民が主体的に参加する運動の広がりこそ、だまされず諦めることなく変革への確信と維新を倒す展望となる」と強く訴えた。「カジノ・IR(統合型リゾート)説明会・公聴会でも『区域整備計画』の矛盾や幻想はあらわだ。市の財政負担は790億円増と言うが、公営事業会計は今でも破綻寸前。夢洲(ゆめしま)に年間2千万人集客、収益5200億円というありえない計画に付き合わされ、市民生活を切り捨てることは絶対許されない」と強調した。

 2月市会へ一人ひとりが陳情し、「2・12大阪にカジノはいらない!市民集会」成功から、カジノ阻止の声を広げようと呼びかけた。

 参加者から次々と発言があり、交流。地震や災害時の夢洲の危険性や、カジノに6500台ものスロットを置き市民から巻き上げる仕組みをもっと強調すべき、説明会開催など広報が少なすぎ府民無視―など、維新府市政の強引なカジノ推進への怒りが噴出。住民投票運動を、の声も上がった。

 集会後、さっそく市会への陳情を書く人も。冷たい雨の中、京橋駅前のカジノ反対署名・宣伝行動にも十数人が参加した。カジノを何としても止めたいとの熱い思いが共有され、行動に踏み出す集いとなった。

MDSホームページに戻る   週刊MDSトップに戻る
Copyright Weekly MDS