2022年02月04日 1709号

【東リ争議 上告をやめよ 職場復帰を迫る本社前行動】

 1月20日、東リ伊丹本社前で情宣を行いました。工場の交代勤務者と日勤勤務者にそれぞれの退勤時間に合わせて、15時から開始し17時までビラを配布しました。寒さが厳しいことを考えて、ビラにはおまけとして、靴下用カイロをつけました。工場には暖房設備がないので、仕事中はかなり冷え込むのです。それが功を奏したのか、通常はビラの受け取りが悪いのに、カイロがついているのを見て喜んで受け取って行く人がいました。しかし途中から総務社員6人が社前に立ちはだかり妨害を始めたので、その目を気にしたのか受け取りが悪くなりました。

 昨年11月4日、大阪高裁で画期的な勝利判決を得ましたが、東リは判決を受け入れずに最高裁へ上告しました。最高裁が受理するかどうかはわかりませんが、いずれにせよ判決が確定するまでは相当な時間がかかると思われます。その間、ただ静観して結果を待つのではなく、東リに対し上告取り下げ要求や、最高裁への働きかけ等を行い、運動の力で判決確定を引き寄せなければなりません。その一つとして年明けから社前行動に注力しています。

 また、6月には東リの株主総会があります。昨年は私と支援者4人で出席しました。今年は勝利判決の武器があるので、もっと大勢で出席して、東リ永嶋社長に直接上告取り下げとL.I.A労組5人の職場復帰を迫っていきたいと思います。そのために皆様、3月末の権利確定日までに株式購入をお願いします。

(東リ争議当該・有田昌弘)
MDSホームページに戻る   週刊MDSトップに戻る
Copyright Weekly MDS