2022年02月11日 1710号

【辺野古阻止から東アジアの平和を/軍拡・カジノでなくコロナ対策だ/2022ZENKOスタート集会】

 1月30日、ZENKO(平和と民主主義をめざす全国交歓会)全国実行委員会・2022スタート集会が各地をオンラインで結んで開催された。

 1月23日の沖縄・名護市長選で岸本洋平さんは及ばなかったが、辺野古新基地建設反対の民意が覆った訳ではないことを、選挙戦をともに闘ったZENKOおきなわが報告。辺野古阻止、東アジアの平和構築への春季方針として、▽憲法改悪を許さない全国署名▽ZHAP(ZENKO辺野古反基地プロジェクト)賛同署名▽朝鮮半島終戦平和キャンペーンの3つを柱に取り組み、5〜6月、朝鮮半島、馬毛島(まげしま)、奄美大島、沖縄・南西諸島の軍事化反対でスピーキングツアー集会を行うことを確認した。

 ZHAP運動では、DSA(アメリカ民主主義的社会主義者)とともに3月19日第1回パブリックフォーラム(オンラインパネル)開催へ準備が進んでいる(2面に関連記事)。

 新型コロナ急拡大の中、10万人当たりの死者数が大阪府は35・1人、大阪市49・3人とワースト、重症者も急増だ。にもかかわらず維新府市政は対策そっちのけでカジノ推進。反対の声が広がり、阻止に向け進む市民の動きも報告され、ZENKOは全力をあげる。

 コロナ対策では、滋賀や京都をはじめ、地域で偏差のある無料PCR検査の徹底、医療態勢拡充へ全国で自治体要請が続いている。

 2月に予定していたZENKOユース沖縄参加団は、感染拡大のため、5月連休に延期となる。

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