2022年02月18日 1711号

【辺野古埋め立て不承認支持 現地に連帯し、各地で行動 署名 写真展】

 沖縄は今も深刻なコロナ禍でオール沖縄の県民大行動などは中止だが、辺野古をはじめ現地での市民の自発的監視行動と抗議が続き、1月30日「ノーモア沖縄戦の会」も発足した。これに連帯し、全国各地で辺野古阻止、不承認支持の多彩な取り組みが行われている。

京都から名護市民に連帯 「写真展 沖縄辺野古はいま」に熱い反響

 1月22〜23日、文化パルク城陽(京都府城陽市)で開催した『写真展 沖縄辺野古はいま』は、大きな反響がありました。

 23日投開票だった沖縄の名護市長選の闘いと連帯する位置づけで開催しました。地元2紙にも掲載され、2日間で60人の方に来場していただきました。

 うれしかったのは参加者の熱い心です。

 感想アンケートを紹介します。20代の女性が「よい勉強になった」と書いてくれましたし、「遺骨土砂を初めて知りました。もっと詳しく知りたい」「国民全てが自分のこととして未来の子供たちのこととして考えなければ」などの言葉がありました。また、「(沖縄在住の)義父母が基地に反対している理由がよくわかりました」という方や、びっくりしましたが「沖縄訪問団に参加したい」という方もおられました。

 沖縄現地の映像も上映し、熱心に見ていただいた方も多かったです。会場で呼びかけた連帯支援カンパも、約5万円も集まりました。

 今回展示した写真は沖縄現地から借用しました。この時期に本土で開催することを喜んでいただけたのもうれしかったです。

 名護市長選は悔しい結果でしたが、闘いはこれからも続きます。選挙中のどの世論調査でも基地反対が過半数以上で、民意が変わったわけではありません。

 日本政府のゴリ押しを止めるため、私たちこそ沖縄連帯を京都の地で広げなければならないと思います。

(沖縄平和連帯 京都南部の会・神田高宏)



新宿駅で辺野古ブルーアクション

「沖縄の現状に、おかしいと思う良心があるなら、賛同してほしい」と約60人が市民に訴えた(2月5日)。
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