2022年02月18日 1711号

【民意を聞け 住民投票を カジノはいらないつどい開く 大阪・枚方市】

 2月6日、枚方(ひらかた)市で「『賛成』・『反対』みんなで決めよう カジノはいらない2・6つどい」を25名の参加で開催しました。

 最初に「平和で豊かな枚方を市民みんなでつくる会(市民の会)」共同代表の高松昌子さんが「大阪府はカジノ・IR誘致を市民に十分知らせず進めようとしている。税金は使わないと公言していたのに多額の支出。このまま議会で決めさせてはいけない。税金はコロナで苦しむ市民のために今こそ使うべきで、そのためにカジノ誘致の賛否を問う住民投票をぜひ成功させよう」と呼びかけた。

 カジノの問題点や直接請求署名とは何かの学習も行った。公聴会で公述した市民は「公述人も傍聴者も少なかった。府は広報をほとんどしていない」「公共財である夢洲を勝手に民間に提供させてはいけない。都構想で住民投票をやったように民意を聞くべき」と発言。多くの参加者から、初めての「直接請求署名」運動に質問や意見が出された。

 その後、2グループに分かれて議論。「カジノの問題を訴えるわかりやすいパンフがいる」「過去にやった直接請求署名運動では歌や漫画も作った」「受任者を増やすことが大事。マスコミや回りの反応も変わってきている」など、積極的な意見が相次いだ。

(市民の会・松田久子)

「寝屋川 平和と市民自治の会」が呼びかけ、2月6日、寝屋川市民会館で「“大阪にカジノはいらない”カジノの是非を問う住民投票運動の成功をめざす集い」を開催
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