2022年02月25日 1712号

【みんなが豊かに 「市民が主人公」のまち/日野市議選 告示/あるが精一さん勝利へ 疑惑を解明し、生活をサポートする】

 日野市議選が2月13日、告示され、定数24に対し29人が立候補を届け出た。投開票は20日。

 3期目をめざす無所属市民派、あるが精一候補は多摩平5丁目の選挙事務所前で「多くのみなさんに支えられ、準備してきた。疑惑解明は進まず、市政は腐敗を隠し、議会も追随。市民のために税金が使われるまっとうな市政を取り戻すために全力で訴えていく」と力強くあいさつ。

 詰めかけた支援者たちが市内227か所の掲示板にいち早くポスターを掲示しようと散っていく。証紙4千枚を1枚1枚ビラに貼る作業にも精が出る。公選ハガキは4年前の1・5倍強集まった。

 正午からは豊田駅北口で大宣伝行動。足立区から駆けつけた土屋のりこ同区議が「私たちの大切な税金が誰のため、何のため使われるのかを決定するのが市議会。だからこそ市民派あるがさんが市議会の場に絶対必要です」と訴える。

 「元副市長の税金私物化にとても怒りを感じる。あるがさんが議会に返り咲いて追及してほしい。みなさんの清き一票が力になる」と呼びかけたのは、「日野・市民自治の町をめざす会」の上地悦子さん。

 最後にマイクをとったあるがさんは「疑惑究明の言葉を聞くと明るい気持ちになれない」との声に応え、「元副市長らがどの程度税金を私物化したか、いまだに分からない。10億とかのレベルではないかもしれない。この額が福祉や住民サービスの向上に使われたら、どれだけ多くの市民が救われたことか。疑惑の解明は、市民の生活を豊かにする、コロナ禍で苦しむ市民の生活をサポートする市政にするための大事なプロセスだ」と力を込めた。

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