2022年03月04日 1713号
【住民投票でカジノを止め共生社会を創り出す 大阪・寝屋川市】
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この原稿を書いている今も、寝屋川市内で80代の女性がコロナ感染で死亡されるとのメールが入る(2月すでに8名が死亡)。
吉村、松井は、こんなコロナ禍で、カジノ誘致への多くの反対世論を無視し、夢洲IR「計画」の実施を強行しようとしている。アリバイ的な「説明会」「公聴会」「議会」の開催で。
一部業界や胴元のMGM、オリックスが私腹を肥やす(?)だけで、府民に諮ることもなく維新独断で自国民を奈落の底に引きずり込む装置としてのカジノ≠誘致しようとしている。
私たちは阻止すべく、街頭署名、訪問、友人・知人への「受任者」依頼、府の「説明会」「公聴会」での質問、批判、議会への陳情書提出に取り組んできた。
そんな中で、夫のギャンブル依存症に苦しんだ経験を語る女性や、南海トラフ地震・津波の想定が言われている時に何故「夢洲」なのか理解に苦しむという維新支持者も。カジノ誘致に公金を注ぐことに怒りを表明される方も多い。
私は、カジノの是非を問う住民投票運動は、住民の命や健康を顧みることなく目先の利権を求める新自由主義まる出しの社会を許さず、将来にわたって住民の命や健康を守る共生社会を創り出す運動だと思う。
大阪のみならず、日本の未来へ禍根を残さぬよう、「夢洲カジノ」を止めねばならない。
(寝屋川 ヒカル)
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