2022年03月18日 1715号

【ロシア総領事館前で抗議 駅頭では共同でアピール大阪・豊中、茨木】

 2月28日、豊中市の在大阪ロシア総領事館前でプーチン政権のウクライナ侵略緊急抗議行動が行われ、120人の市民が参加した。大阪平和委員会と「戦争法廃止!豊中市民アクション」のそれぞれが呼びかけ合同で取り組んだ。

 厳重な警備で総領事館正門には近づけず、用意したメッセージボードやバナーを掲げてサイレントスタンディング。犠牲になった市民や双方の兵士に1分間の黙とうも。市民アクションは、豊中駅前でもこの日2回目の抗議行動を行った。

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 茨木市でも3月1日、緊急に呼びかけられた茨木総がかり行動がロシアのウクライナ侵略に抗議した。

 雨にもかかわらず、阪急茨木市駅東口には通常の倍以上約70人の市民が集まり、「いてもたってもいられない」「何とかしないと」の思いがあふれる。

 リレートークでは、市議、大椿ゆうこ社民党副党首、市民らが次々とアピール。山本よし子市議は「一番先に犠牲になるのは一般の市民、女性、子ども、高齢者。今すぐウクライナからロシアの撤退を」と呼びかけた。

 同市議会では3月2日、「ロシアのウクライナ侵略に抗議する決議」が全会一致で上がった。地方から声を上げ、同時に、ロシアの侵略に乗じた「憲法9条見直し」「核兵器の保有」など危険な動きも封じ込めなければならない。



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