2022年04月01日 1717号

【日野市議選を振り返る/実りある選挙戦 皆様の力に感謝!!】

 「自分のできる範囲で工夫し、上位当選をめざす。私たち市民の熱意が市政を変える選挙となる」。市長選後、事務所探しをして、やっと見つけた事務所で市民選対をスタートさせた時の私の発言です。

 日野・市民自治の町をめざす会は月2回、定例会を行っていました。それを週2回(木・土)開催の市民選対とし、行動方針・内容検討の場に。市長選で協力してくれた人たちすべて自由に参加していただきましたが、ほとんどは選挙活動に計画的に取り組んだことのない人たちでした。

 市民選対として、

▽全戸配布用チラシの内容をどうする
▽選挙公報の文章には何を載せる
▽証紙ビラにはどんなことを載せる

―これらのことを決めるのが大変でした。

 「意見だけ言って、自分の案は!?」「あるが精一さんの選挙じゃないの?」「本人がどうして原案出さないの?」等々侃々諤々(かんかんがくがく)。

 それでも、「あるがさんは何を言いたいの?」「どんな市議会に、市政にしたいか」「市民としてどういう市が住みやすいか」「あるがさんの取り組みを出して知ってもらう」「若い人たちが参加しやすいものは?」…。選対メンバーが皆、自分なら、と発言したり原案を出したり、と変化していきました。

 何度も重ねるうちに、私たち市民が「あるがさん」を通してどんな日野市にしたいのか、という話し合いなんだ、と少しずつ気付かされていったのです。会員の身近に「こんな市になってほしい」という声がどんどん出てきました。

 選挙戦に入り、市民・会員・全交の皆様の応援に力をいただきました。市長選での様々な人たちの動きに学ばせてもらい、多くの人たちの積極的動きの中で、ここまで来ました。

 振り返ってみて、週2回の選対が大きな力になりました。不安な時も「選対での論議」「世話人会の皆さんの奮闘」が、心強かったことです。

 実りある選挙戦でした。

(東京 日野・市民自治の町をめざす会 上地悦子)

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