2022年04月01日 1717号

【国際人道法守れ 武器援助やめよ 有楽町】

 3月20日、MDS関東とZENKO(平和と民主主義をめざす全国交歓会)関東は、JR有楽町駅前広場でロシア軍即時撤退を求める街頭宣伝を行なった。

 「戦争にもルールがある。民間人保護を最優先すべき」「18〜60歳男性の出国を禁止し、武器をとって最後まで闘えという権利はウクライナの政治家にもない」と、ロシア、ウクライナ両政府に対して国際人道法やジュネーブ条約を守ることを強く訴えた。また、犠牲を増やすだけの欧米各国による軍事援助を批判。「日本政府も防弾チョッキなどというれっきとした武器の援助をやめ、憲法9条こそ世界に広めるべき」と主張した。「月桃の花」歌舞団も歌で反戦をアピールした。

 市民に手渡すチラシには、画家の山内若菜さんが描いたほほ笑む赤ちゃん。「戦争はいつでも赤ちゃんを含めた市民の命の犠牲の中、一方で武器商人や大儲けする組織企業。リスペクトしあう市民の連帯行動で世界の支配者を包囲しなければ」との思いが込められている。

MDSホームページに戻る   週刊MDSトップに戻る
Copyright Weekly MDS