2022年04月01日 1717号

【プーチンは原発に手を出すな/2500人がアクション/東京】

 3月21日、東京で行われた「ウクライナに平和を! 原発に手を出すな! 市民アクション」(主催ーさようなら原発・一千万人署名市民の会、“戦争させない1000人委員会)に2500人が参加。「Нет войне(ロシア語でNO WAR)」のプラカードを高く掲げた。

 “さようなら原発”から、91歳の澤地久枝さんが「今日は来ずにいられなかった。子どもたちが『戦争はいや』と泣いている。負けるわけにいかない」とアピール。「ロシアの侵略戦争は紛争の平和的解決・武力不行使を定めた国連憲章に、民間人や原発への攻撃はジュネーブ諸条約第一追加議定書に違反。国際法違反は明白だ」と断罪したのは、名古屋学院大学教授の飯島滋明さんだ。

 ウクライナ出身の歌手ナターシャ・グジーさんは「小さい頃、チェルノブイリ原発事故で避難生活だった。つらく悲しい思いの時、音楽に出会う。音楽の力を信じている」と『ふるさと』を日本語とウクライナ語の澄み切った声で歌う。涙を拭う人もいた。 
MDSホームページに戻る   週刊MDSトップに戻る
Copyright Weekly MDS