2022年04月01日 1717号

【即時停戦 ロシアは撤退せよ 軍事同盟で平和はつくれない/総がかり議員会館前行動に1000人】

 3月19日、総がかり行動実行委員会と全国市民アクションの共催で国会議員会館前行動が行われ、1000人が「ロシアのウクライナ侵略反対」「『核共有』・敵基地攻撃能力保有反対」と声を上げた。

 1000人委員会の藤本泰成さんが「日本は『満洲国』という傀儡(かいらい)政権を作った。ロシアはウクライナに自分たちの言うことを聞く傀儡政権を作ろうとしている。歴史はそのことを許さない」と主催者あいさつ。

 立憲民主党の阿部知子、共産党の笠井亮両衆院議員が連帯のマイクをとり、社民党の福島みずほ、沖縄の風の伊波洋一両参院議員がメッセージを寄せた。伊波議員は「21世紀に至ってもなおNATOの東方拡大などの軍事バランス変更により戦争が起こった。“戦争回避”のための軍備拡張がいかに危ういか。南西諸島の軍拡も中国を刺激するものだ。沖縄が再び戦場になる事態は絶対に受け入れられない」と強調した。

 市民からは、「原発攻撃はジュネーブ条約追加議定書違反」(「さようなら原発」一千万署名市民の会)「スウェーデン、フィンランドでもNATO加盟支持が多数に。私たちは『同盟で平和はつくれない』と訴えていく」(ピースボート)などの発言があった。

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