2022年04月15日 1719号

【市民アクション滋賀 即時撤退求め3度目の行動】

 3月29日の夕刻、「9条改憲NO!市民アクション滋賀」主催で、ロシア軍の即時・無条件・完全撤退を求めるデモを行いました。

 市民アクション滋賀は、ロシアがウクライナに軍事侵攻してすぐの2月26日に抗議のスタンディングアピールを、3月13日には県内諸政党や米原市長も参加した滋賀県民集会を開催してきました。第3弾となる今回のデモは、平日夕方で急な呼びかけにもかかわらず約60人が参加しました。

 出発集会では共同代表の斎藤敏康立命館大学名誉教授が「避難民はウクライナ人口の約4分の1にあたる1千万人。マリウポリでの死者は5千人。一刻も早く戦争を終わらせよう」とあいさつ。歌やリレートークが続き、ロシア軍の即時撤退を求め、軍事援助も米国などNATO(北大西洋条約機構)による軍事介入も解決にならないことをみんなで確認しました。

 大学生らしき若者5〜6人が集会の様子を最初からじっと見ていましたが、デモ出発の時に一緒に移動したので参加者であることがわかりうれしかったです。

 デモは、大津市JR膳所(ぜぜ)駅から、ときめき坂を下って湖岸道路を周回するコース。「ロシアは撤退/世界のどこも戦場にするな/世界のみんなで戦争とめよう/声を上げよう/戦争反対」と声を響かせ、暮れゆくときめき坂をにぎやかにパレードしました。

(ZENKO滋賀・峯本敦子)

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