2022年04月15日 1719号

【市民を殺すな 直ちに停戦/ロシアは撤退/日本政府は戦争支援するな 総がかり青年PTがシール投票/ウクライナ侵略・核保有巡り市民と対話】

 ロシアのウクライナ侵攻から1か月余りの4月3日、都内で「核シェアリング発言許さない!国境を越えてみんなで戦争とめよう!総がかりユースアクション」(9条壊すな!総がかり行動実行委員会青年PT〈プロジェクトチーム〉主催)が取り組まれた。

 冷たい雨を避け、シールを配る人、看板を持つ人、説明する人の3人1組でシール投票を実施。「ロシアによるウクライナ侵略をどう思う? 良くない/仕方ない」「日本も核兵器持つべき? YES/NO」の2つを質問する。呼びかけに応えて話し込み、シールを貼る若者の姿もあった。

 総がかり行動実行委の山本さんは「1000万人を超える難民。弾圧の中で声を上げるロシアの人びと、世界の人びとと手を結ぶことが戦争を止め世界を変える力だ」とアピール。

 シール投票をしたメンバーは「大抵の方は、NOの意見だが、抑止力が必要という人もいた」。同じく総がかりの菱山さんは「『自分は神風特攻隊になる』という男性もいたが、女性はNOだ。侵略は良くないという方が圧倒的。署名がすごく取りづらい所で、憲法改悪反対署名も19筆協力を得ることができた」と手ごたえを語る。「今回の取り組みで圧倒的多数の意思を再確認できた。青年PTは、若い力を集め、こうした動きを広げていきたい」とPTの森さんがまとめた。

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