2022年05月27日 1724号

【「復帰」50年を問い 祝賀ムードにノー 東京】

 同日、東京では「『復帰』50年を問うウチナーイクサバやナランドー(沖縄を戦場にするな)≠T・15デモ」が行われた。50周年の「復帰式典」はガッティンナラン(合点がいかない)≠ニ政府の祝賀ムード宣伝に抗議した。

 デモに先立つ日比谷公園の集会では、主催者から青木初子さんが「『沖縄の民意に寄り添い基地負担軽減』の言葉はまやかしだ。日本国土の0・6%の沖縄に70%以上の基地を押しつけ軍事植民地化を許しているのは、99・4%の地域の皆さんです」と厳しくアピールした。「ノーモア沖縄戦 命(ぬち)どぅ宝の会」共同代表の山城博治さんは、祝典に出席する岸田首相に向けて「何を祝うのか。沖縄を海外侵略の拠点にしている」。沖縄を戦場にしようとする政府にふざけるな。沖縄をコケにするな≠フ叫びを交えながら、霞が関周辺に憤りをぶつけた。

 沖縄の怒りを背負い、650人が「これ以上沖縄を犠牲にするな」「軍事基地は沖縄から出ていけ」と銀座デモで訴えた。



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