2022年06月17日 1727号

【辺野古の工事をやめろ/「埋めるな!連」新宿行動に170人/ゲート前「県民大行動」と結び】

 6月4日、沖縄・名護市のキャンプ・シュワブゲート前で6か月ぶりに開催された「県民大行動」と同じ時間帯、東京で「辺野古の海を土砂で埋めるな!首都圏連絡会」呼びかけによる「承認されていない辺野古工事をやめろ!6・4新宿行動」が取り組まれた。

 デモに先立ち、新宿駅東口アルタ前でアピール。5月9〜15日、首相官邸前などでハンガーストライキを敢行した元山仁士郎さんがマイクをとる。「多くの人に『沖縄復帰50年の現状がこれでいいのか』と発信できた。辺野古新基地建設問題は税金の問題。沖縄県の見積もりで2・5兆円かかる。そのお金があれば、大学・専門学校の授業料を半額にしておつりが来る。少し足せば、中学校卒業までの保育・教育費を無償化できる」と訴えた。

 170人の参加者は「ジュゴンの海を土砂で埋めるな」「遺骨の混じる土砂を使うな」「沖縄を戦場(いくさば)にするな」「戦争準備に税金使うな」「民主主義を潰すのやめろ」とコールしながら新宿駅の周囲をデモした。

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