2022年11月18日 1748号

【私たちの心を打つ 沖縄・南西諸島ミサイル写真展 大阪・寝屋川】

 10月22日、寝屋川市民ギャラリーで、沖縄・南西諸島ミサイル写真展を開催しました。

 準備期間が短く、どれだけ見に来てくれるのか不安でしたが、知り合いに声をかけたり、当日、ギャラリー隣接の図書館に来る人向けにチラシ宣伝も行い、20人の来場がありました。

 沖縄島だけでなく、宮古島、石垣島など島全体のミサイル要塞化が進んでいる現実、きれいな海が赤土で汚されている状況を写真で見て、私自身もあぜんとしました。避難などできないことは自明で、まるで戦争前夜のような島々で耐えよと強制されている人たちの気持ちを、政府はわかっているのだろうか、と怒りが湧いてきました。

 「国際的に戦争に傾いているように思うので、いま一度平和の意味を考える機会を与えてもらいました」というアンケートもありました。次の週に子どもが沖縄修学旅行に行くので見に来たという女性は「もっとこういう活動を広めてください。修学旅行等に行く生徒たちにも伝えてほしい」と訴えていました。

 この写真は私たちの心を打つ、と確信しました。

(大阪府寝屋川市 沖縄・南西諸島写真展実行委員会 山口一郎)

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