2022年11月25日 1749号

【ツアー成功へスパート 辺野古阻止 米議会要請へ前進】

 11月13日、ZENKO全国実行委員会が東京、大阪、広島など各地をオンラインで結んで開催された。論議の中心は、目前のスピーキングツアーへの取り組みだ。

 ZHAP(ZENKO辺野古反基地プロジェクト)の進捗状況では、署名が9300筆を突破。また、連動したOEJP(沖縄環境正義プロジェクト)の米連邦議会あて書簡に賛同した地方議員は42人まで増えた。ニューヨーク州や同市のDSA(アメリカ民主主義的社会主義者)議員全員の賛同から、今後、同市選出のアレクサンドリア・オカシオコルテス連邦下院議員が動いてもらう第一候補となる可能性が大だ。

 ツアーに向け「東アジアに平和をZENKO写真展」「ミサイル要塞化写真展」が各地で開催されている。関東では、対話が弾み、「ニュースでは知っているが写真で見て改めて実態がわかった」という声が寄せられたり、若い人が多く見に来て署名協力も、との報告。大阪・団結まつりでの写真展には100人以上が来場した(関連記事別掲)。

 各ツアー集会の宣伝行動では、京都会場から地域周りでの訪問依頼や周辺へのチラシ配り、滋賀は沖縄の伊波洋一参院議員が講演した11・3憲法集会で宣伝、広島からは前日12日に開催した沖縄学習会でチケットが売れ、参加者にチケット持ち帰りの協力を要請―などの報告が続く。ツイッターをはじめとしたSNSでの発信をいっそう強めることも呼びかけられた。

 沖縄集会への協力も含め辺野古現地を訪れるZENKO参加団も送る予定だ。
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