2023年01月20日 1756号

【2023地方選でカジノを止めるリーダーを/「新成人」らに訴え投票率65%へ/「止める会」が大阪府一斉行動】

 「大阪の未来は府民が決める 夢洲(ゆめしま)カジノを止める会」は、“府内一斉アピール・デー”として、1月8日4地域、9日は9地域でチラシ配布行動に大々的に取り組んだ。

 これは、4月の統一地方選挙を前に「新成人」らを含む若い世代にアピールすることが大きな目的だ。

 「カジノを止める茨木の会」は9日、山本よし子茨木市議がJR茨木駅前でアピール。「成人、おめでとうございます。今回の選挙の争点の一つが、カジノ誘致の問題です。私たちはこの間、カジノのことは大阪府民みんなで決めようと訴え、住民投票の直接請求運動や、大阪府民の声『見える化』大作戦に取り組んできました。カジノで狙われているのは若い人たちです。だからこそ、みなさんに関心を持ってもらいたい。カジノに反対する候補者を当選させるために、ぜひ選挙へ行ってください」

 同じ9日には“ハッピーマンデイ「御堂筋線」縦走・大規模街宣”も展開した。大阪の北から南へ走る地下鉄御堂筋線の拠点駅である千里中央、梅田、天王寺を移動し、各駅前で1時間ずつ街頭宣伝を行う連続行動だ。2023年統一地方選挙を、カジノを止める住民投票とするために、「投票率65%プロジェクト」のチラシを配りつつ、対話を広げた。

「無人島に地下鉄?」

 西谷文和共同代表らがマイクで訴える。「コロナ禍を経て来場型施設が時代遅れの中、USJより多い入場者数を見込むなど正気の沙汰ではない。万博が半年で終了後4年間、夢洲は再びセブンイレブン1軒しかない無人島に。地下鉄の路線など引く必要はありますか。ゼネコンだけを儲けさせるのが、大阪維新の会。今回の選挙はカジノを進める候補か、止める候補か、の2択です。投票率をアップさせ、私たちの民意を選挙結果に反映させ、維新政治を変えましょう」

 同日、一斉行動後に「止める会」は全体会議を開いた。中野雅司共同代表は「政党主導では維新に勝てない。住民投票署名21万筆を集めた市民主導の選挙戦にしよう」と訴え、全体論議。市民が仕掛ける首長選へ、“カジノを止めるリーダーを応援する”ことなどを改めて確認した。

 「止める会」の運動は、いよいよ正念場を迎える。地方選の最大の争点へ、カジノ問題を押し上げることが問われている。

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