2023年04月14日 1768号
【暮らしを豊かに 基金195億円を区民のために/橋本やすこさん 政策を語る/東京・北区長選】
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朝の駅頭で、商店街で、東京・北区長選「やさしいまちをつくる会・北区」予定候補の橋本やすこさんが区民に語りかける。
3月30日午後、駒込駅から徒歩5分。生活に密着した店が軒を並べ、量り売りなど昔ながらの商いも残る下町情緒いっぱいの「霜降銀座商店街」に橋本さんのやさしい声が響いた。「国は大変な増税をして軍拡のために使う。何とか止めたい。北区が積み上げた財政調整基金は195億円に上る。お困りのところに財政出動し、まずは暮らしを豊かにしたい」
この日たまたま、パリから久しぶりに帰国した女性に「フランスでは日常の中にデモやストライキがあってお祭りのようにみんな参加し、音楽やスピーチで自分の思いを表現している。日本の人たちはとても不機嫌な顔をしていて元気がない。不満があるのに心の中でもやもやしているだけ」と言われたという。「相手と違う考えであっても、私はこう思うともっとはっきりと声に出そう。飲食店の“お母さん”が区長に立候補できるんです。勝手に決める行政に対し、自分が出て行って政治を変えたい」と意気込みを語った。
聞いていた青果店のおかみさんが店先から拍手を送る。橋本さんは通りかかった子どもたちに「自分の考えてること、言っていいんだよ」と声をかけ、一軒一軒の店舗に政策チラシ「やさしさめぐる みんなのまちへ」を届けた。
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