2023年04月14日 1768号

【横浜市議選 鶴見区/青島まさはる候補 区内を駆けめぐる/全世代にやさしいヨコハマへ/ノースドック米軍配備反対】

 横浜市議選が3月31日、告示された。鶴見区からは無所属市民派・青島まさはるさんが2度目の立候補。「学校給食今すぐ無償化」「戦争・大増税NO!」を掲げ、区内を駆けめぐる。

 選挙事務所前の出発式では「鶴見区で37年間、小学校教員を務めた経験を踏まえて、一人一人が大切にされ、誰もが安心して生活できる横浜をつくりたい。中学校給食は全員制になったが、デリバリー方式。小学校と同じあたたかな給食に変える。子どもと子育て世代支援から全世代への政策を充実させる。横浜港を軍港にするノースドックへの米軍部隊配備は絶対に止める」と決意を述べた。

 推薦者の一人、鶴見区在住で横浜市議選アクション代表の伊藤新(あらた)さんは「山中竹春市長を引きずり降ろそうとする自公の策動や大阪でカジノを推進する勢力の横浜・神奈川での大攻勢を食い止めるため、山中さんを支える青島さんを送り込もう」と呼びかけ。有賀精一・日野市議も駆けつけ、「カジノ反対運動を中心で闘った青島さん。輝く政策と行動力が議会を変え、市政を変える」と激励する。同じ町内に住む女性は「地域で困ったことがあって相談すると、青島さんは区役所への陳情に同行。住民の気持ちをくみ、力を貸してくださる方に初めて出会った」と応援の言葉を寄せた。

 午後一番は事務所近くの三角(みかど)交差点で街頭演説。青島さんは「大規模開発ではなく市民のための横浜へ」と力を込め、同交差点から続くアーケード商店街「レアールつくの」へ。行き会う人たちと握手を交わし、ビラを手渡し、高い介護保険料や切り下げられる年金をめぐって対話を重ねた。

 鶴見区は7つの議席を自民現職3人、維新新人1人を含む10人が争う激戦区。この日朝、事務所に集まった支援者らは区内330か所の掲示板にポスターを貼りめぐらし、街宣応援にビラ配布に電話かけに精を出した。

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