2023年04月28日 1770号
【統一地方選後半戦に勝利しよう 岸田・維新ノー 命とくらし守る】
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4月16日告示、23日投票の統一地方選後半戦(東京都区長選、政令市を除く市長選、市議選など)で、命とくらしを破壊する岸田政権、維新政治に地域からノーの審判を突きつけよう。
区長候補・橋本やすこさんやさしいまち≠ツくろう 東京都北区
4月16日、東京・北区長選が告示された。「やさしいまちをつくる会・北区」から立候補した橋本やすこさんは、「富士見橋エコー広場館」前で街頭演説を行った。リサイクル活動の拠点はここを含めて4つあったが、20年間の花川区政で2つ廃止。「このまま終わらせていいのか。エコー広場館は分かち合いと大切なものをめぐらせていく精神をエコー≠フように北区から世界へ響かせていく象徴的な場所」と語る。やさしさがめぐる助け合いのまち≠ニいう政策の柱を、やさしい声で響き渡らせた。
そして、十条駅前に建設中の39階建てタワーマンションをバックに街頭演説。「タワーマンション開発でまちは良くなるのか。皆さん本当に納得していますか」と問いかける。「『お上が決めたからやれよ』という感覚の人たちが、まちの小さな声を踏みにじっている」と現状に憤る。丁寧な対話を重視した住民合意のまちづくりを訴えた。
「みなさん一人ひとりが主役」とアピールする橋本さんの思いは、駅前商店街の十条銀座を練り歩いてさらに広がった。子どもたちも手を振る。「子育て世代を元気にしたい」「100年後の子どもたちのために何を残すか」と「子どもたちにやさしいまち」を目指す決意は確実に伝わった。
橋本さんは「底が抜けたような貧困と格差≠ヘ、あなたのせいではない」と語りかける。声なき声に寄り添う政治を実現しなければならない。
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