2023年04月28日 1770号

【とことん憲法を生かす/市民派中川てつやさんが市政を変える/滋賀県大津市】

 大津市内では「中川てつや大津市議会議員選挙出発集会」。市民運動や平和運動でつながってきた市民が多数応援に駆けつけた。

 杉谷伸夫さん(京都府向日(むこう)市議)は「今回は国が戦争へと向かっていく中、とても大切な選挙。命を守るために国にもの申す中川さんは市議会の単なる1議席≠ノとどまらない。ぜひ勝たせよう」と檄をとばす。

 斎藤敏康さん(「安保法制の廃止と立憲主義の回復を求める市民の会しが」代表)は「中川さんは『市民アクション・滋賀』の行動や25万筆以上の署名に力を発揮。議員になればすぐにでも素晴らしい政策を出してくれる。憲法を暮らしの中に生かすために私も全力を尽くす」と強調した。

 中川てつやさん(「平和と市民自治のまち大津をともにつくる会」代表)が立候補の第一声を発した。

 「憲法を生かす市政へ変えるために立候補した。憲法は今ここで実践すべきもの。“教育無償化”が話題になるが、憲法26条に『義務教育は無償』とある。実現できていないのがおかしい。非正規雇用が増え、給料も上がらず、年金も減らされる。25条の生存権を侵している。諦めるのでなく、キチンと市民を助けていく自治体にしなくては。34万都市の市民病院で、ありえない医療事故頻発は実質民営化した弊害だ。大津市民病院を直営に戻させ、とことん憲法をいかす市政に変える。ぜひ私を大津市議会に押し上げてください」

 市政変革への選挙戦スタートだ。

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