2023年04月28日 1770号

【市民に寄り添い国に声を上げる広田かずやさん 「声なき声を」と出発式 兵庫県西宮市】

 4月16日西宮市議会議員選挙が始まり、初めて立候補した「平和と福祉のまち西宮をつくる会」代表広田かずやさんの出発式が阪神西宮駅前で行われ、応援の市民30人以上が集まった。

 「生きていくためにお金がいる社会はおかしい。命を守るために一つ一つ解決する広田さんが立候補します」―介護事業を担う畑京子さんの司会で始まった。応援団長から「これまでの集大成。一世一代の勝負。腹くくって応援します」と力強いアピール。

 MDS書記長山川よしやすさんは「広田さんとは30年以上の付き合い。維新は教育・子育てを言うが、実はグローバル資本のためだ。国に対しはっきりものを言う市民運動をやってきた広田頑張れ!」とひときわ大きな声で。「月桃の花」歌舞団の垣内由香さんは「平和ミュージカル全国巡回公演を共に行った。全国から激励が来ている」。なかまユニオン井手窪啓一さんも「弱者の権利を救い上げるために頑張る人だ」と激励。

 家族からのメッセージも受け、最後は広田さんの決意だ。「市職員を39年間続け、市民に寄り添って国に声を上げるのが自治体だと確信。今の市は『費用対効果』や『国の審議中』を理由に命を切り捨てる。住んでよかった、さすが福祉のまち西宮だと思える市政に変えたい」。推薦人の岡嶋正和さんの「声なき声を届けてください」の言葉で、1週間の選挙戦の決意を固めた温かい出発式となった。

(平和と福祉のまち西宮をつくる会・吉ア恵美子)

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