2023年05月05日 1771号

【「子育ても選挙も全力」/土屋のりこ足立区議3選へ青年が動く/平和と民主主義をともにつくる会・東京】

 足立区議選(5月14日告示、21日投開票)がいよいよ近づいてきた。平和と民主主義をともにつくる会・東京は、支持者獲得や土屋のりこ区議の政策を広めるために全力で取り組みをおこなっている。

チラシ配りから対話

 ともにつくる会の青年メンバーらは、4月22、23日、電話でのはたらきかけや街頭行動に取り組んだ。
 「土屋のりこは、足立区議会で議員特権をなくそうと訴えてきました」。この日マイクを握るのは足立区在住の藤平良祐さん。街頭行動の責任者として、選挙事務所を構える予定の青井地域や候補者の地元で辻立ちをおこなっている。

 宮城地域に住む松本知久さんは、マイクアピールのそばで丁寧にチラシを配る。「今朝来るとき、バスの中で土屋さんの名刺をぶら下げていたら年配の女性に声をかけられた。名刺を渡して話をした」。また物流関係に勤める男性と電話で40分もの熱のこもった話となり、「今の政治家は何をやっているかわからない。物価は上がるが給料は上がらず若者はかわいそう。仕事が忙しいが、行けたら事務所に行ってみる。最近選挙に行けてなかったけど、今回は行く」と、エールを送られたという。

 街頭宣伝では、「みんなあんまりチラシ受け取らないでしょ。近所の人に渡してあげるから」といって8枚チラシを持ち帰った方も。「この人、いいのよね」と。

 土屋のりこ区議の朝の駅頭宣伝では、「ずっと投票してきたんです。初めて会った。いてくださってありがとう」と、若い女性との出会いが。足立区長選に立候補を決めた同じ無所属・市民派の西山ちえこさんも参加し、共に訴えた。

SNSでも大拡散

 今回の足立区議選は、定数45人に66人以上が立候補を予定するかつてない大激戦だ。中には「区政に反対はしない」と早々に表明する「野党」を装った無所属・女性予定候補も。政治家女子48党や参政党、日本維新の会など自公補完勢力も候補者を大幅に増やし、3人に1人が落選するかつてなく厳しい闘いとなる。岸田政権の軍拡路線に真っ向から対決するには、地方議会における平和と民主主義の議席を全力で守っていかなければならない。

 土屋のりこ区議は「事務所にファクスで『公約の重さ(議員報酬半減)を理解されています。当選に頑張って』、またメールで『ビラを拝見した、賛同する。土屋議員に投票する』とも。会の土屋通信≠知人に送ってほしいとの連絡も受けた。2期目で、多くの政策実現という成果がある。それも語り、政策・公約を紹介すれば支持は広がると手ごたえを持っている。ゼロ歳児の子育てとの両立は大変だが、子育ても選挙も全力で頑張りたい」と決意を語る。

 育児のため、動けない時も多い今回。カバーしようと政策を訴える動画を作成し、会青年チームの河辺友洋さんが字幕をつけ、SNSで大拡散する。子育て当事者として、同世代への政策の浸透を図る。

 前回は、野党陣営からの「大丈夫論」に票を崩された部分もあったという。選挙まで1か月をきり各陣営とも選挙準備が激しさを増す中、一人ひとりとの対話と支持を広げ現議席を守りきろうと、ともにつくる会のメンバーは日々の取り組みを強めている。





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