2023年05月12・19日 1772号

【議会を変える/カジノ誘致反対の市民の期待に応えて/大阪狭山市議/小芝ひでとし】

 4月23日深夜11時過ぎ、選挙事務所の電話が鳴りました。

 「ご当選おめでとうございます。当選証書をお渡ししますので、明日午前10時に大阪狭山市役所へお越しください」。選挙管理委員会からの連絡でした。そして翌日、授与式が行われ、議員バッジとともに証書を受け取りました。

 5月1日は議員初会合。古川照人市長をはじめ行政側各部長、理事らとの初対面、自己紹介等が行われ、私の議員活動がスタートしました。

 振り返れば、大阪狭山市でのカジノ住民投票運動を一人から呼びかけたのが、私の市政への挑戦の原点でした。

 41年間の小学校教員としての経験を踏まえ、「すべての小中学校へのエレベーターの設置と給食の完全無料化」などの教育政策も訴え、共感をいただきました。

 「子ども、若者の性被害を防ぐために、危険箇所をチェックして安全な街づくりを進めてほしい」「道路脇の雑草の伸びがすごいので、交通事故にならないうちに刈り取ってもらえないか」と、市民からの要求も既に届いています。

 私は、市内の近幾大学病院移転後にできる病院にも、これまで以上の医療水準と病床数の確保を求めるなど、人にやさしい街づくりをめざしていきます。

 そのため、5月14日の「ええまち狭山をつくる会総会」を皮切りに、本格的に市民とともに議会を変える活動を進めていく予定です。

 他市と同様、大阪維新の会が「身を切る改革」の名の下に議員定数のさらなる削減を企てる中、市民の声が届く議会となるよう毅然とした態度で臨みたいと決意しています。

 カジノ撤回への新しい局面の中、「カジノを止めるさやまの会」の再開、ガッツせんべい≠アと元・木川南小学校長の久保敬さんを招いた教育講演会(6月24日予定)、市循環バス(さやりんバス)無料化へ向けた取り組みなど、課題は山積しています。

 支援いただいた皆さんとともに、これまでどおり無理なく楽しくコツコツと議員活動を進めていきたいと思っています。乞うご期待!

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