2023年05月12・19日 1772号
【"有事"を起こさせない 対話で平和を／2023ＺＥＮＫＯスピーキングツアーへ／諦めることなく軍事要塞化と闘う民衆に連帯】
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岸田政権は、軍事３文書を改定し、軍事費２倍化、敵基地攻撃能力の保有など“戦争する国”へと突き進んでいます。沖縄・辺野古新基地建設をはじめ琉球諸島・薩南諸島（南西諸島）の軍事要塞化の動きを加速しています。しかし、人々は諦めていません。
ＺＥＮＫＯ（平和と民主主義をめざす全国交歓会）が呼びかける２０２３スピーキングツアーでは、反基地・平和運動の最前線で闘う８人のゲストが最新の情勢や闘いを報告します。
今年３月に市民の反対を押し切り、石垣島の陸自駐屯地が開設され、ミサイルが搬入されました。上原正光さんは監視・阻止行動の最前線で闘っています。
１月には馬毛島で自衛隊・米軍基地が着工され、すでに観光・漁業などに大きな影響を与えています。和田香穂里さんは諦めず反対の声を上げ続けています。
訓練が激化する宮古島では陸上自衛隊員10人を乗せたヘリコプターが墜落しました。清水早子さんからは、ブルーインパルスや弾薬庫の増設反対など最新の闘いが報告されます。
奄美大島では日米合同軍事演習が常態化しています。城村典文さんは「奄美にミサイルは要らない」と訴え続けています。
ミサイル部隊は沖縄島へも配備が狙われています。宮城英和さんはうるま市の陸自勝連分屯地への地対艦ミサイル部隊配備に反対しています。
土木技術者である奥間政則さんは辺野古、安和・塩川、石垣島など闘いの現場に行きながら、技術者の視点で軍事化を阻止する闘いを行っています。
岸田政権の戦争・軍事化の動きに対して、「戦争に反対する全県組織立ち上げのための準備委員会」が行われ、呼びかけ人を山城博治さんが、５・21平和集会の実行委員長を具志堅隆松さんが担っています。
ＤＳＡ（アメリカ民主主義的社会主義者）と韓国ソソンリからメッセージが寄せられます。戦争への動きを止めるのは平和を願う市民の力です。東アジアに平和をともにつくりましょう。
（ＺＥＮＫＯ共同代表・田中拓真）
「台湾有事」を起こさせない！対話で平和を！ ２０２３ＺＥＮＫＯスピーキングツアー
◆北海道 ５月２７日（土）18:00～20:30 かでる２．７ 道民活動センター
石垣島・上原正光さん（基地いらないチーム石垣）
◆東京 ５月２８日（日）13:30～16:30 北区新町コミュニティアリーナ
沖縄島・山城博治さん（戦争に反対する全県組織立ち上げ準備委員会呼びかけ人）
◆京都 ５月２９日（月）18:30～20:30 京都教育文化センター
沖縄島・宮城英和さん（うるま市島ぐるみ会議・ミサイル配備から命を守るうるま市民の会）
◆神奈川 ５月３０日（火）18:30～20:30 加瀬の貸会議室 鶴見駅前ホール
奄美大島・城村典文さん（戦争のための自衛隊配備に反対する奄美ネット代表）
◆兵庫 ５月３１日（水）18:30～20:30 西宮勤労会館
沖縄島・奥間政則さん（沖縄ドローンプロジェクト）
◆広島 ６月２日（金）18:30～20:30 広島市まちづくり市民交流プラザ
馬毛島・和田香穂里さん（前西之表市議会議員/戦争をさせない種子島の会会員）
◆滋賀 ６月３日（土）14:00～16:00 大津市勤労福祉センター
沖縄島・具志堅隆松さん（沖縄戦遺骨収集ボランティア「ガマフヤー」代表）
◆大阪 ６月４日（日）13:30～16:30 西淀川区民会館ホール
宮古島・清水早子さん（ミサイル基地いらない宮古島住民連絡会 共同代表）
※大阪会場以外はオンラインでの講演となります。
［チケット］１日参加券（前売）５００円/ 全日参加券 ２５００円
主催；ZENKO（平和と民主主義をめざす全国交歓会） |
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