2023年05月26日 1773号

【東京・足立区で区長・区議選 無所属・市民派のダブル勝利を】

 東京・足立区長選と同区議選が5月14日、告示された(21日投開票)。これまで行われた地方選挙は全国的に低投票率が続いている。政治を変え、生活を守る―そんな市民の声を掘り起こす無所属・市民派の区長、区議候補のダブル勝利への期待が高まる。

2期8年の実績をアピール/土屋のりこさんは絶対当選してほしい/区議選

 区議選は定数45に64人が立候補した。3期目をめざす土屋のりこさんは2期8年の実績をアピール。街頭で支持を訴えた。

 出発式には地元の有権者をはじめ多数の支援者が駆けつけた。ワーカーズコープ東京東部事業本部の成田誠本部長は「土屋さんには地域の課題解決の事業を気軽に立ち上げる協同労働について、議会でたくさん質問してもらった。新しい働き方を応援してくれる議員が必要」。全国一般東京東部労働組合の菅野存(あり)委員長は「足立区にある会社からひどい不当労働行為、人権侵害を受けている組合員を土屋さんは激励し、社長を糾弾してくれた。労働者の怒りを共有する議員を」。マイクを握る足立区民は「区政に絶対必要」との多くの区民の声を代弁した。

 2期8年の議員活動を通して区民の声に絶えず耳を傾けてきた土屋さん。「介護保険料を値上げしないでほしい」の声を受け、値上げ幅を531円から180円にまで減額させた。また、議員報酬2300万円を返上(供託)し、政務活動費は受け取らず1440万円の税金を節約。掲げる「あなたに代わってモノ申す」「税金は、あなたの暮らしと福祉に活かすあだちへ」は区民にとって、是非とも続けてもらわなければならないはずだ。土屋さんは8か月の子を抱きながら「子育てと選挙活動を全力でやっていく」と笑顔で決意を述べた。

 応援に駆けつけた社民党党首・福島みずほ参院議員は「障がい者・日常用具補助基準の引き上げで、障がいをお持ちの方は本当に助かっている。子どもの貧困対策、フードパントリーへの区独自の補助制度実現など、あなたの悩み、困っていること≠ノ応えてくれるのは土屋のりこだ」と実行力を高く評価する。

 土屋さんは3期目≠ナ若者支援や妊娠から出産・子育てまでの所得制限なしの一律支援などに取り組む。まだまだたくさんやるべきことのある土屋さんを必ず三たび区政へ。

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