2023年06月02日 1774号

【大阪府・枚方市/市役所移転はさせない/維新の大型開発 止める闘いは続く】

 大阪府枚方(ひらかた)市会議員選挙(4/23)で、私・高松は昨年春の「カジノ住民投票直接請求署名」とそれに続く秋の「見える化大作戦」などの運動に支えられ、「大型開発・カジノ優先の維新政治を変える」を前面に訴え闘いました。

 当選には至りませんでしたが、多くの候補者が政策を語らない中、「選挙公報を見て高松さんに決めました」と共感の声をたくさん寄せてもらいました。

 しかし、この選挙期間中、昨年の9月議会で「市役所移転条例案」が否決されたにもかかわらず、移転ありきの改訂計画が出され、市民に全く周知されないまま説明会開催、続いてパブリックコメントが実施されました。選挙後さらに「市役所移転」の動きが強まることが考えられます。

 また、大阪夢洲(ゆめしま)カジノの「区域整備計画」を政府が認定しました。とはいえ、7つの条件付きで、審査結果も低水準、要求基準を満たす認定内容も不明と、とても及第点を出せるようなものではありません。

 5月13日のつどいでは、カジノを止める、民間企業優先の駅前開発―市役所移転はさせない、その現局面を学習し、今後の運動を強化しようと確認しました。市民の会の多くの通信読者の人とこれらの問題を一緒に取り組むためにも、日頃から政策を伝え関係を密にすることを強調しました。

 参加者からは「80歳を超え、周りからはもういいやん≠ニ言われるけど、問題をもっと知らせていくためにどうしたらいいだろう」との発言もありました。初めての参加者が何人もいて、「同じ思いを持つ人と出会えてよかった」と言う人も。

 選挙でつながった市民とともに、維新政治を変える運動は続きます。

(平和で豊かな枚方を市民みんなでつくる会・高松昌子)

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