2023年06月09日 1775号【原発・化石燃料推進のＧＸ法案反対／再エネ社会を遠ざけるな／議員会館前アクション】 |
| 原子力産業救済のＧＸ脱炭素電源法。成立が強行された（5/31）が、国会前では連日、行動が繰り広げられた。５月23日には、再生可能エネルギー１００％で豊かに暮らせる公正な社会を創ることをめざすプロジェクト「ワタシのミライ」の主催で院内集会とアクション「こんなにおかしいＧＸ法案！ワタシのミライはどこへ？再エネ社会から遠のく日本」が行われた。 若い世代が発言する。 「Ｇ７では日本の反対で石炭火力廃止の期限が明記されず、東京駅には『トリチウム放出は安全』の東電広告が。数学の授業でf(x)・g(x)が出てきてＧＸ法案に頭が行ってしまった。原発を進めても気候変動が進んでも僕たちの生きる場所はない」（高３＝Fridays For Future Tokyo） 「気候変動によって自分の未来がどうなるのか考えると、とても不安で怖くなる」（大学２年＝同） 「再エネを頑張りたいと考えている行政を支え、一緒に走っていく市民になりたい」（大学４年＝同） 「原発はグリーンウォッシュ。ウクライナのザポリージャ原発を見れば、中央集権的エネルギーへの依存は国の安全保障も損なう」（フランス人大学院生） コールのリード役は初めてという司会の若者に導かれ、「原発やめて再エネ増やせ」「ＧＸはグリーンじゃない」「What do you want(要求は何)？ Climate Justice(気候正義)!」「When do you want it(それをいつ)? Now(今すぐ)!」と声を上げた。  |