2023年06月30日 1778号

【各地でMDS集会 兵庫/みんなが声を出せる運動へ】

 6月11日の兵庫集会では、2つのグループにわかれて活発な意見交換がされた。

 一つ目のグループで、高齢の参加者は「環境破壊や戦争の世になるのを若い人に押し付けて自分は死んではいけない」、子ども食堂に取り組む方は「自治体が責任放棄して、ボランティアをいいように使っている。こういった構造には腹が立ち、声を挙げなければならない時にMDSの仲間に助けられている」などと語った。安倍政権の「安保法制」強行時にMDSに加盟したメンバーが、学生や弁護士たちが反対行動をしている時に一人ではどうすればとMDSに参加した経緯を紹介する場面もあった。また、選挙の投票率が上がらないことも話題になり、子どもたちへの教育の問題、選挙公報の配布体制不備の問題などが指摘された。

 もう一方のグループでは、共通する課題として、4年後に「平和と福祉のまち西宮を作る会」代表の広田和也さんを市議会へ送ることが話し合われた。日本の選挙制度が不公正で間違っているとの意見も。若い人の政治参加については、一人ひとりは考えていない訳ではない、互いの意見が見えない状況を克服するため、みんなが声を出せる環境へ、署名や請願など世間にアピールする運動を作っていこうとまとめられた。

 最後に、7月1日西宮市でのつむぎ平和カフェ「沖縄石垣島は今」≠竅A2023ZENKOin横須賀への参加、MDSへの加盟が呼びかけられた。

(MDS兵庫・加瀬秀雄)

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