2023年06月30日 1778号

【若い世代にも運動を広げ 維新と対決する/大阪 茨木】

 6月17日、MDS茨木集会が行われた。

 地域からの発言では、まず山本よし子茨木市議が議員活動を報告。2年半の議員活動で痛感するのは、議会の質疑で、行政側が「国と府の動向を注視して対応」と答弁するのみで、国の下請け機関になってしまっていること。「市には独自財源があるのだから、市民生活のために使うようにさせるべき。自治体は自治力を発揮して、市民の暮らしと命を守るための防波堤≠ノならなくてはならない」と強調した。今後は、マイナ保険証の強制や介護保険制度の改悪の阻止を柱に「市民との対話を大切にしていく」と決意を語る。

 「沖縄写真展」は茨木市内で2日連続で行われた後、高槻市内でも取り組まれ、170人の市民が参加した。

 「パトリオットミサイルの搬入がされてしまっていること。沖縄とつながっていたい! 現在、緊急事態条項の行方が一番気になります」と感想を残した男性は「今後も取り組みの報告がほしい」。写真展スタッフにさらなる広がりを生み出せる確信を与えた。

 グループ討議を踏まえ、小山潔MDS北大阪地区委員長は「若い世代と長年の活動家が一つの運動を作る努力をしている沖縄での取り組みに学び、運動を広げよう。『沖縄、再び戦場(いくさば)へ』のスピンオフ上映、2023ZENKOin横須賀を成功させ、自公政権と対峙し、『カジノ反対』を軸に維新の会と対決していこう」とまとめた。

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