2023年06月30日 1778号

【岸田政権の悪政打破へ つないだ手を放さない/今国会最後の総がかり行動に1300人】

 6月19日、「安保3文書撤回」などを掲げた今国会最後の総がかり議員会館前行動が行われ、1300人が参加した。

 憲法9条を壊すな!実行委員会の菱山南帆子さんが「今国会は戦争につながる悪法のオンパレード。次世代に未来に引き渡せるよう力を合わせて岸田政権を打ち破ろう。市民と野党の共闘、結んだ手を絶対に放さない」と主催者あいさつ。

 国会議員も「ひどい国会だったが、入管法改悪反対の闘いで多くの若者が初めて国会前に来て声を上げるなど、新たな手と手のつなぎ合いが生まれた」(共産党・小池晃参院議員)「主権在米から主権在民へ、今こそ主権者の声を上げていこう」(沖縄の風・高良鉄美参院議員)「国会に来て2か月。国会は人を不幸にする法律を作るところなのか。岸田政権の悪政と体を張って闘いたい」(社民党・大椿ゆうこ参院議員)と訴える。

 市民からの発言で、移住者と連帯する全国ネットワーク事務局長の山岸素子さんは「入管法改悪反対の運動を通じて大きな希望を持つことができた。一般市民の方がたが当事者と一緒に声を上げ、全国各地で日々スタンディングやシットイン、デモ、集会が繰り広げられた。つながった手を決して放さず、連携して送還の動きを現場でストップすることが重要だ」と呼びかけた。

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