2023年07月07日 1779号

【「7つの条件」を武器にカジノ撤回だ/「夢洲カジノを止める大阪府民の会」結成】

 6月24日、大阪市内で「夢洲カジノを止める会」全体会議が開かれ、約70人が参加した。

 目的は、4月14日に夢洲カジノ「区域整備計画」認定が強行されたにもかかわらず、事実上滞っていた「大阪の未来は府民が決める 夢洲カジノを止める会」の運動を再スタートさせること。

 「カジノ問題相談会」の山川よしやすさんから、▽5月11日の相談会で選出された準備委員を中心に4回の会合と3回の相談会を行ってきた▽「止める会」の在り方は、全体会議を開催して参加者の総意を以て判断する▽この日、新たに運動をスタートすることが報告され、全体の納得の上で承認された。

 新たな会の名称は「夢洲カジノを止める大阪府民の会」。事務局長に山川さんが信任され、共同代表、事務局員等は追って確認していくこととなった。

 参加者は「希望が見えた。これまで一緒にやってきた仲間と、駅前のスタンディングなど、新たな行動を展開していく」「大阪府全体でともに進んでいきたい」など、改めて大阪府全体で取り組める喜びがあふれる。

 会議終了後の初行動は、「夢洲カジノは中止 計画認定の取り消しを求めるデモ」で商店街を通り、駅前で大署名活動。「大阪府市は国が付した『7つの条件』を誠実に実施せよ」と訴え、「カジノに反対する大阪連絡会」が提起している政府及び大阪府市宛の署名に取り組んだ。

 夢洲カジノを止めるための新たな動きが始まった。

MDSホームページに戻る   週刊MDSトップに戻る
Copyright Weekly MDS